4月に入って書いたこのブログ
『春に必要なフィラリア症(犬糸状虫)抗原検査のこと』
今日は、このブログの中で書いたこのお話です
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以前は治療方法がなかった犬フィラリア症
今は、きちんと予防すれば、防げる感染症です
なのに、間違った情報をまき散らして
被害を大きくする犬の飼い主さんもいるのです
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病気予防や病院の話が続いていますが
春という、タイミングが大事な話です
決して楽しい話ではありませんが
今月、集中的に書いていきます
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8年ほど前
まだテル(うちの上のわんこ)が1歳を迎えた後の
いち飼い主としての実体験です
お散歩中、同じように犬の散歩中だったおじさんから話しかけられました
まだまだ新米飼い主だった当時の私
おじさんとのその立ち話の中で
フィラリア予防に話が及びました
「フィラリアになってから飲ませる薬と
フィラリア予防で飲ませる薬は同じなんだよ
だから、フィラリアになったら飲ませればいいんだよ
あんな毒薬」
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そうなんですか~?
と相槌うって聞いてたのですが
相槌うちながら…
それが本当だったら
そもそも薬飲めなんて言われるかなぁ??
なってから治療するのと
ならないように予防するのと本当に同じかなぁ??
と考えてました
確かに、不要な薬は飲ませたくない
でも、みんな当たり前に飲ませてる
でも、みんながやってることが、必ずしも正しいとは限らない
こんなときは
まずは自分で調べるしかありません
調べたうえでわからないところ、確認したいところを
獣医さんに聞けばいいのです
結果として「いち飼い主だった私」が出した結論は
「犬のお仕事をしている今の私」と同じ
フィラリア予防薬は命を守るために必要
です!
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ところで、少し話は逸れますが
私たちが歩いていて
人に道を尋ねたりすることはあっても
用もないのに、すれ違う誰かに話しかけることはしませんよね
でも犬のお散歩ではどうでしょうか?
わんちゃんと歩いている
ただそれだけで、人と話す…
というか、話しかけられる機会がぐんと増えませんか?
今日のブログは「話しかけることの是非」の話ではありませんので
そこは外しますが
犬を飼っている人、犬と長年暮らしている人だからといって
イコール
正しい知識を持っている人であるとは限らない
ということを、改めて認識していただきたいと思います
今、あの頃の思い返して
正しかった(間違ってはいなかった)情報はまあ、いいんです
でも、残念ながら
間違った情報の方が多かったりします…( ノД`)シクシク…
「間違ってた~」
「騙された~」
で済めばまだいいですが
わんちゃんはイキモノ(生体)ですから
「遅きに失した」なんてことになったら目も当てられません(;´・ω・)
おじさんの言うことを真に受けなくて
本当に良かったです!
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振り返ってみて
かなり悪質だったなーと思う「間違った情報」が
このフィラリア予防薬の話
医療の話だけでなく
育て方の話
食事の話
しつけの話
お手入れの話
どこから学ぶか
何をもって判断するか
愛するわんちゃんを守るために
とっても大事なことだと思うのです