08070020960
アクセス

お勉強・セミナー

犬の「保湿」について学んできました

昨日は多摩川方面へ皮膚のお勉強に行ってきました
厳密には皮膚の「保湿」がテーマ

以前、スキンケアのセミナーで「皮膚は最大の臓器」という話を聞いたときに
なるほど。。。そういう捉え方をすると腑に落ちることがたくさんある、と思いました

皮膚の役割って考えたことありますか?

皮膚って漠然と認識していた以上にたくさんの、重要な役割を果たしています
ここはお勉強の場ではないので細かい話は置いておきますが、「バリア機能」という言葉はみなさん聞いたことがあると思います

紫外線やほこり、バイキンなどなど外部からの刺激から身体の中を守る「バリア」であると同時に
体内の水分が必要以上に出ていってしまうのを防ぐ「バリア」
それが皮膚なんです

自分を日々守ってくれてる皮膚…… 皮膚さん、ありがとぉぉぉー!

このバリア機能に一番大切なのが皮膚の一番上(身体の外側)にある角質層です
角質層には保湿機能も備わっていて、角質層が十分に潤っているからこそ
皮膚はバリアとしての十分な働きができるのです

冬になると皮膚が乾燥する方、いますよね?
はーい!私もそのひとりでーす(^-^;

乾燥したら…しすぎたら、がさがさしてあかぎれになったり
ぴきぴき痛かったり(#^ω^)ピキピキ
か、か、か、痒~い!!ってなったり
潤いがないと傷もつきやすくなります

そんな状態じゃ、守れないですよね。。。

つまり皮膚が十分に機能して身体を守ってくれるために必要なのが「保湿」で
対極にある「乾燥」をどうしたら防げるのか
乾燥してしまっているお肌を潤わせるにはどうしたらいいのか
整理して考えるいい機会になりました

講師の方は、関西で活躍されている下浦先生
日本獣医皮膚科「認定医」の先生で、日本獣医皮膚科「認定医」と日本獣医皮膚科「専門医」の違いも
説明してくださいました
ほえ~、全然意識して見てなかったよ~💦
と思って聞いていました( ..)φメモメモ

獣医が講師であるメリットは、実際の治療の現場でどのようなことを考え治療方針を立て
何を使って、どのような治療をどのくらいの期間やったら、結果どうなったかという話を具体的に聞けることです
そして、獣医師にしかできないことを明確にすることで、獣医師でないグルーマーができることを整理できると思っています

私は、獣医師でないから○○できない、ではなく
グルーマーだからこそできることがたくさんある

そう信じて、日々わんちゃんを見るようにしています

できることをやろうとすると、使うものや使い方も気になってきます

今使っている保湿剤でいいのか、それぞれの保湿剤のメリット・デメリットは何なのか
つけ方や頻度は正しいのか、などなど

セミナーを主催したVDT(VET DERM TOKYO)の先生方はいつも
難しいことを獣医でない私たちにもわかるように説明し、一緒に考え、アドバイスしてくださいます

セミナーは参加することに意義がある、わけではなく
聞いた・学んだ内容を理解して、自分のものにして
日々のお手入れの中でわんちゃんに活かせて初めて意義があるものになります

セミナーを受講し終わったところからスタートですヽ(^。^)ノ

はいはい、やることい~っぱい!(^-^;

余談ですが、今回の会場だったhiff cafe tamagawa
カフェが好きな獣医師さん3人が立ち上げた、皮膚科診療のためのカフェなんですけど
とっても素敵なカフェでした♪(カフェ好き♡)

紹介ページには
「病院と違う雰囲気で、コーヒーを飲みながら犬猫の皮膚病、耳疾患の診察
(hiff cafe × pet skin clinic)、病気のご相談、しつけ
問題行動のカウンセリング(hiff cafe × counseling)を受けることができます」
なんて書いてあります(*´▽`*) 素敵。。。

機会があったらぜひどうぞ♪
この辺からは遠いですけど…笑

関連記事