今日からお天気が崩れて、夜には雨になるとのこと
…ここ流山はしっかり本降りになりました
天気予報とスケジュールを見てお昼前にお散歩に出たのですが、黒い雲が多くていつポツポツくるかわからない感じの空
あまり遠くに行かないようにして、近場を回るように歩いてきました
週末は夏日の暑さだったのに
今日は風が吹くと上着を羽織りたくなるような過ごしやすい気温
気温の変化、湿度の変化が激しい時期ですね~💦
変化への対応力が弱いシニア期のわんちゃんや
まだまだ小さい、身体を作っている最中のパピーちゃんは体調を崩しやすい時期でもあります
熱中症のリスクも上がっています
実はこの時期、熱中症が多い時期でもあるんです!
上記、シニア期のわんちゃん、パピーちゃんに加えて
ぽっちゃりのわんちゃん、鼻ぺちゃのわんちゃん(短頭犬種)も要注意です
熱中症も、時間との勝負になる症状です
場合によっては亡くなってしまうこともあります
人と同じですよね
熱中症って夏に気を付ければいいんでしょ!?と思っていらっしゃる飼い主さん
違うんですよ~💦
暑さ指数(WBGT)ってご存知ですか
環境省の「熱中症予防情報サイト」に
暑さ指数(WBGT)という情報が、今年は4月20日から提供されています
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暑さ指数(WBGT)とは?
※WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature
熱中症を予防することを目的として、1954年にアメリカで提案された指標です
単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります
暑さ指数は、人体の熱収支に与える影響の大きい
①湿度
②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境
③気温
の3つを取り入れた指標で、人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目しています
暑さ指数は労働環境や運動環境の指針として有効であると認められているため、専用の予防情報サイトで情報提供されています
(環境省「熱中症予防情報サイト」より抜粋・要約しています)
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こちらは人の話になりますが
わんちゃんの熱中症を考える上で、とても参考になるサイトです
熱中症を引き起こす「環境要因」とは
身体は、平常時は体温が上がっても汗や皮膚温度が上昇することで体温が外へ逃げる仕組みとなっており、体温調節が自然と行われます
この体温調整反応が上手く働かなくなる状態(身体のバランスの破綻した状態)が熱中症です
熱中症を引き起こす要因のうち、「環境」に着目すると
・気温が高い
・湿度が高い
・風が弱い(空気が動かない)
・日差しが強い
・急に暑くなった日
などがあります
あれ?
この週末、当てはまるものがたくさんありましたね!
この表を見ると、実際の気温とWBGTに差があるのがわかります
※小さくて見難かったら実際のサイトをご覧ください
しかも、時間ごとで検索できる「暑さ指数(WBGT)ランキング」を見ると
気温の高い地域とWBGTの高さが必ずしも一致しないことがわかります
この時期だからこそ用心しましょう
夏になると連日、メディアで盛んに「熱中症に気をつけましょう」と言うようになります
でも、この時期に聞くことはほとんどないと思います
あと盲点なのはシニア期のわんちゃん!
今まで大丈夫だった、という経験が、今年も大丈夫、になってしまいがち(^-^;
体温調整がしにくくなっていることを念頭に置いておきましょう
まだ暑くない、この時期だからこそ潜んでいる危険性があります
「もしかしたら危ないかも」と考えることで
防ぐことのできるリスクってたくさんあると思っていますよ♪