「うちのコ、ブラッシング嫌がるんです～」
本当によくお聞きするコメントです(*´▽｀*)
あれ？このコ、ブラッシング嫌いだったっけ？？と思いながらお話して
後でカルテを確認するのですが
そんな記述が一度もない、ってこと、よくあります
お話を伺ったあとでお手入れに入るときには
改めて、反応がどうか確認しながらブラッシングしますが
うんともすんとも…なんてことも、よくあります(^-^;
つまり、おうちでのブラッシングが「悪い」ってことなんですよね( *´艸｀)
あれ！？
今、一瞬、ムッとした飼い主さま！
私はブラッシングが「ヘタ」とは（まだ）言ってません！笑
ブラッシングが「悪い」って言ったんですヽ(^。^)ノｲｴｲ!
では、ひとつひとつ、可能性のある原因を考えてみましょう♪
道具は適切ですか？
以前、ご相談を受けた飼い主さまに
次のトリミングのときに使っているブラシを持ってきてください、とお願いしました
そのときの私は、道具がちゃんと使えてないんだな、と思っていました
果たして！
飼い主さまがご持参いただいたのは…なんだか奇妙な道具でした💦
今思い出そうとしても、あれ、一体なんだったんだろう？
と思って検索してみても出てこないくらい、私にとっては奇妙なモノ(^-^;
とにかく、一部はコーム状になっているもので
……これで毛もつれ・けだまを引っ張られたら痛いって言うか、拷問だろうな(;´･ω･)
と思ってしまいました💦
以下、サロンにあるのをサンプルとして並べた写真ですが
よく使う道具は
↓こういうの（スリッカーブラシ、といいます）とか
↓こういうの（コーム、といいます）
他にも、ピンブラシとか獣毛ブラシとか、たくさんの道具があります
※写真を撮っている時間がありませんでしたので
見てみたい飼い主さまがいらっしゃいましたらご来店の際にお申し付けください
こんな小さいのもありますし
こういうのもあります
これを「ブラシ」だと思ってた飼い主さんもいらっしゃって…(T_T)
わんちゃんの毛を引きちぎるだけで痛いですから、やめてあげてください💦
とお伝えしました
犬種や毛質それぞれで必要な道具も違いますし
同じ道具でも大きさだけでなく、ピンの硬さや角度など、様々な違いがあります
例えば
毛玉にいきなりコームなんか使ったりしたら、ただただ痛いだけです(;´･ω･)
先日もお家のものと比較するために、サロンのブラシを触っていただいたら
「うちにあるのより全然やわらかい…」
とおっしゃってました
やり方に問題がなくても、もしかしたら！
道具が悪い、のかもしれません
One-to-Wanへご来店の際に、ぜひ一度、道具をお持ちください♪
お持ちの道具が適切でない場合は、適切なものをおすすめしますので
ぜひ、お買い求めください(*´▽｀*)
ブラッシングレッスンがもれなくついてきます！笑
道具を変えただけで、嫌がらなくなるわんちゃん
実際にいますよ♪
ブラッシングのタイミングは適切ですか？
多くの飼い主さんが
・気がついたら毛がもつれている
・気が付いたら毛玉ができている
だから、ブラッシングする、といったことをしています
違います！
ブラッシングは、
毛もつれ、毛玉を取るために行うのではなく
毛もつれ、毛玉ができないようにするために行うんです！
ということは？
いつやるか？
今でしょ！
……は古すぎますので、違います(^-^;
グルーミング・トリミングに出したら、すぐに始めるんです
キレイになったからやらなくていい、じゃないんです
お家に帰ってきて、毛玉になっているわんちゃんはいません
だから、チャンスなんです♡
やさしーく、やさしーく、ブラッシングしてあげてください
引っかかりません♪
しかも、あっという間に終わります♪
だって、もつれていないんですから～(*´▽｀*)
ブラッシングの仕方は適切ですか？
いよいよ来ました！笑
でも、これ、言葉で説明するのはすごーく難しいんです(^-^;
ですので、ここでひとつ、ガイドラインを書いておきます
あなたのブラッシング
人間の赤ちゃんに、できますか？
できない！と即答された飼い主さん
すぐに、やり方を改めましょう(^-^;
わんちゃんの皮膚はすご～く薄くて
人間の赤ちゃん以上に薄いんです！Σ(ﾟДﾟ)
毎回笑っちゃうんですけど…
赤ちゃんに、とまで言わずとも
「お母さんにやってみましょうか？」って言うと
速攻！「いいです～、いらないです～」って答えが返ってくるんですよね(*’ω’*)
一体どういうことでしょうか？
痛いって知ってる、ってことですよね？？
痛そうだから嫌だ、って思ってるってことですよね？？？
自分がされて嫌なことを、愛するわんちゃんに強いるのはやめましょう♪笑
大事な家族なんですよね？
大事なこどもなんですよね？
適切なやり方だったら、ブラッシングって気持ちいいんです♡
ブラッシングを始めた途端、身体から力が抜けるわんちゃんは
おうちでのブラッシングが、いいコミュニケーションタイムになってるんだなー、と思って、微笑ましくなります(#^.^#)
ブラッシングのやり方がわからなかったら
どうぞ、聞いてくださいね♡
グルーミング・トリミングの期間（間隔）は適切ですか？
毎月お手入れをしているわんちゃん
隔月でお手入れしているわんちゃん
これは特にトリミング（カット）が必要なわんちゃんに言えることですが
何か月もトリミングしないのに
しかも、おうちで適切にお手入れできないのに
長くてふんわりにしたい、はあり得ません
おうちでどの程度お手入れできるか
トリミングの間隔はどれくらいで考えているか
それによって、できる長さとできない長さは当然異なります
長くなれば当然
もつれやすくなり、毛玉ができやすくなります
毎月トリミングに出せるならふんわりかわいいスタイルも可能ですが
長く空く、しかもブラッシングできない、なら、ご利用間隔に合わせた長さにするべきです
お手入れの際に必ず確認するようにしていますが
もし、間隔が空いてしまいそうなときには、必ずご相談くださいね
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最後に
One-to-Wanで一番ブラッシングのチェックに厳しいわんちゃんをご紹介します♪
このかた…てんいちくんといいます
パピーちゃんのときから毎月来てくれているのですが
ブラッシングを嫌がる、とのことで
最初の頃は、どの程度嫌がるのか、毎回毎回確認しながらお手入れしていました
写真は3回目くらいのときの写真ですが
この笑顔♡
嫌がるどころか、ご機嫌です(*´▽｀*)
ですが、確かに、ちょっとでもひっかかると
ヘタクソ！
と容赦なく言われます（笑）
こちらは現在のてんいちくんですが
シャンプー後、ドライングを始めると
必ず、じぃぃぃぃぃ～、っと私の手を見ています
チェックしてるんですが、こんな感じのやさしい表情で(^^♪
しばらく見ていて👀
合格だと、すーっと視線が外れていき、リラックスしていてくれます
不合格だと、容赦ない「ヘタクソ！」が飛んできます💦
まったく…厳しい先生ですが(^-^;
彼のおかげで私のブラッシングスキルは、かなり上達している…ハズです（笑）
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折角のブラッシングタイムです
愛犬にとっても
飼い主さんにとっても
気持ちの良い、いいコミュニケーションタイムにしていってくださいね♪