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大きくても小さくてもパピーちゃんはパピーちゃん

パピーちゃんの飼い主さまからのお問い合わせを定期的にいただきます

パピー期はとってもとっても大事な時期

もちろん「社会化期」と言われる早い時期が学習には最も大事なのですが
社会化期が終わる、イコール、学習が終わるわけではありません
若齢期になっても、その後も、積極的な学習は引き続き必要です

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「社会化期」と呼ばれる時期は
文献によって前後していますが3-4週齢~12-16週齢を指します

「パピー」と呼ばれる時期の呼び方(ややこしい💦)にはいろいろあるようで
「パピー期」「幼犬期」「子犬期」
と結構適当に使われているようです

このブログ内ではざっくり「1歳くらいまでの時期」を意味しています
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パピー期はとっても大事な時期ですので
前回に引き続き、今回もパピーちゃんについてのブログです

ジャーマンシェパードドッグのエドちゃん

本当は新年早い時期に書く予定でしたので
写真が新年のご挨拶になっています(^-^;

エドちゃんは愛らしくて懐っこいわんちゃんですが
カウンセリングでお話を伺うと
とってもビビりで、いろんなことにびっくりしてる( ゚Д゚)とのことでしたので

長めの時間でお預かりして
他のわんちゃんのお手入れを見て、サロンで発生するいろいろな音を聞いてもらうところからゆっくり始めました

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人の場合は、赤ちゃん・子どもは小さいですが
わんちゃんの場合はそもそもの大きさ(成犬のサイズ)に大きな差があります

大型犬のパピーちゃんは最初は小さくても体の成長は早いため、うっかりすると成犬のように見てしまう(扱ってしまう)ことがあるので注意が必要です

大きくても小さくてもパピーちゃんはパピーちゃん
学習の過程は同じです


ヒナ(うちのコ)のシャンプー&ドライを学習の教材に

空気を読まずに、同居のわんちゃんたちに「あそぼー!」と行ってしまうエドちゃん
あっち行ってよ!なヒナに、興味深々。。。
(初めてだから?…ちびだから?笑)

好奇心のままに近づいてしまうので…ぎゃう!!と、ヒナ怒る(笑)
※安全管理をしっかりしてヒナには先輩犬してもらっています

ヒナに怒られたエドちゃん
カメラ目線でこんな顔するので、思わず笑ってしまいました

おうちで同居のわんちゃんに怒られたときも、こんな表情しているのでしょうか?笑

最も大きな音が出るドライ中でも
好奇心の方が勝っているせいか?音慣れしているせいか?
とっても落ち着いて見ていました

人に慣れ、場所や環境に慣れ
落ち着いた状態でシャンプーに入りました

シャンプー開始直後は心もとない様子で腰が引けていましたので
ゆっくりと、反応が緩やかになるのを確認しながらすすめていきます

敏感な足先に触れる爪切りは、最初から苦手だったり、反応が大きくなったりしますので
実際に「切る」ことは後回しで
まずは触れるところから始めました

パピーちゃんのグルーミングは、反応を見ながら…まるで会話をするかのようにすすめていきます

どんな作業でも
嫌な思いさえしなければ、ずっと平気なままのわんちゃんもいますし
最初から苦手なわんちゃんもいますので
アプローチはそれぞれ変えています

エドちゃんの場合は
平気だけど…何するの?という警戒心も見られましたので
受け入れてくれるのを待って、ゆっくりとすすめました

最後の爪切りがこんなだと、やっぱりホッとします(#^^#)

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わんちゃんのお手入れには刺激がいっぱいで
「好き」になってもらうには工夫や根気が必要です

その工夫や根気は「お手入れしている時間だけ」じゃなくて「お手入れしていない時間」にも必要なのです

終わったら、アイーンな姿勢でリラックスしたエドちゃんがかわいくて、ついついちょっかいを(^-^;
(ほんとはダメです~)

繰り返しになりますが
生涯続くお手入れが安全で心地よいものになるように、サロンをうまく利用していただけたらと思います(#^^#)

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