こんな抱っこも「保定」です

「保定(ほてい)」って聞いたことありますか

私はこの業界に入って初めて聞きましたので
一般的な言葉ではないんだろうと思います

トリミング業界だけでなく
動物病院でよく聞く(使う)言葉です

ネット辞書で調べてみると

「動物を治療する際に、動かないようにおさえておくこと」
デジタル大辞泉(出典:小学館)

と書かれていますので
元は動物医療の方から来た言葉なのかもしれませんね

「保定」はどうして必要なのか

上記のような「保定」の意味を理解すると
犬を押さえつけることを想像する飼い主さんもいるかもしれません

でも保定は、例えば獣医療では
安全に処置ができるように固定する方法ですから
わんちゃんの安全を守る方法、とも言えます

例えば採血や注射のときに
わんちゃんが突然動いちゃったら…?

想像すると怖くなりますよね

これはグルーミングでも同じで
必要なときに
わんちゃんの安全を確保するための方法です

わんちゃん側の話だけではなく
獣医さん
飼い主さん
わたしたちグルーマー(トリマー)側にとっての
安全性の観点からも重要です

診療・治療や、お手入れにおいて
恐怖心や嫌悪感から
わんちゃんに咬みつかれてしまったら?

場合によっては
大きな事故につながってしまいます

「保定の形」は考え方次第

グルーミングに話を絞りますが

「わんちゃんのお手入れをする時に必要な保定」とは、あくまでも

「わんちゃんが安定していて
わんちゃんもグルーマーも
安全であること」

が満たされる保定です

…ということは?

身体を密着させて
わんちゃんの動きを制限すること
「保定」の場合もあれば

わんちゃんがリラックスして
安心して身を委ねていられる姿勢
「保定」になる場合もあるんです


安定したこの姿勢でブラッシング
これも「保定」ですし


こんな姿勢も「保定」です

危険な毛玉取り(毛玉切り)も
リラックスした姿勢を取ることで
リスクが下がります

いずれの場合も
突然動いても対応できるように
左手を添えて、身体の動きを感じています


これはお爪を切ってますね~♪

はしゃいでたのが
抱っこで落ち着いていましたので
そのままで作業しています


こちらは足裏をきれいにしています(^^)

いずれも
わんちゃんたちが安心していられて
安定する姿勢を探した上で
お手入れ作業を行っている様子です

昨日のブログで書いたDOG SALON PAPA
オーナーの宮澤さんは
こんな風にヒナの爪を切ってくれました

立ったままでヒナを抱っこしています
これで、爪切りもやすりがけもしているのです

手の大きい宮澤さんだからできる姿勢で
手の小さい私にはできません(^-^;

わんちゃんたちはきっと
私の小さな手のひらの上では
安定しない(=不安定で怖がる)と思います


こちらは椅子に座って抱っこしています

…ヒナ~、おつむ動いてる?と思うくらい
ぼぉ~~っとリラックス(^-^;

こんな風な「保定」が可能な状態なら
別に「固定する」必要はなくなりますね(#^^#)

「保定」が安心・安全につながるように

犬の保定とは
犬の安全、人の安全、両方のために必要です

保定は、わんちゃんの大きさや性格
ストレス度合で
アプローチも方法(姿勢)も変わりますが

わんちゃんたちが人間社会で生きていく上で
必要であることに、疑う余地はありません

日常生活において
わんちゃんとのスキンシップの一部として
しつけの一部として

「保定に慣らす意識」を
飼い主さんたちに持っていただけたら嬉しいな
と思います

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