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職業病かな…バナナの話で犬の皮膚の話を考える

大学時代、ひょんなことがきっかけで一時期
「バナナ」のことと「ししゃも」のことを
経済学の観点から追いかけてました

内容は、今となっては
ぼーんやりとしか思い出せないですが
話の内容を聞くときっと、そうだそうだ!と
芋づる式に思い出しそうな気がします

当時、経済学ってマニアックな学問だなぁ…
と思いながら調べていたのですが
今考えると
調べていた私も十分マニアックかも(^-^;

マニアック話ついでですが、数か月前に
トリミング業界ではちょっと有名な方に
「マニアック」呼ばわりされまして…笑

そうしたら周りの方もちょっと同調して
マニアック扱いするんですよ(*´ω`)
まあ、面白がっていじってただけなんですけど…

そのときは、いささか不本意だなぁ
と思っていたのですが
先月読んだバナナの記事がきっかけで大学時代のことを思い出し
「やっぱり、ほんのちょっぴり(←ここ大事)マニアックなのかも?」
と思い直しました(笑)

という、何の価値も生まない前置きになってしまいましたが
改めまして!

先月「バナナがなくなる?」というWeb記事を読みました

『バナナが絶滅するって本当!?
専門家に聞いた「そんなバナナ」な真実』

興味がある方は
記事を読んでいただいた方が面白いと思いますが
主旨を簡単にまとめます

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日本で一般的に見るバナナは
「キャベンディッシュ」という系統で
この品種がフィリピンを中心に猛威を振るっている
「新パナマ病」という病気で枯れてしまい
生産量が激減している

という話を聞いて

ライターの菊地誠さんという方が
東京農工大学の農学部植物病理学研究室
有江力教授に話を伺いに行ったインタビュー内容になっています

結論としては

『現状は新パナマ病に抵抗性を持つバナナは無いけれど、管理を徹底している農園では感染の拡大を防げている。いずれは抵抗性を持つおいしい新品種も現れるので、バナナが絶滅する心配はいらない』

良かったですね、バナナが好きな方( *´艸`)
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だそうですが
有江力教授の話の中に、興味深い話が!

新パナマ病を引き起こすのは
フザリウム オキシスポラムと呼ばれる
土中に生息するかびで

「だったら、感染した土壌ごと殺菌すれば良いのではないか?」
というライターの問いかけに対し
教授の答えは

「そう単純な話ではないんです。土壌には、多様な微生物が絶妙なバランスで生息しています。土壌を薬剤や熱水で殺菌してしまうというのは、その全てを死滅させるということになります。そうなると悪い菌が繁殖しやすくなったり、栄養バランスが崩れたりと、植物にとって都合の悪い土壌になる可能性が高くなるんです」

これって
わんこの皮膚の話とまったく同じだ~!

皮膚病の原因の代表格である
マラセチアやブドウ球菌が盛大に繁殖して
皮膚に悪さしていると
死滅させたくなっちゃうんです

殺菌して根絶やしにしたくなっちゃうんです(^-^;
(皮膚病で悩んだ経験のある方
あるあるだと思います)

でもそれをやっちゃうといい方の菌も一緒に死滅
健全な皮膚の上では、そもそも
菌たちはバランスをとってます

悪い方を倒そうと思って薬を使ったら
かえって都合の悪い皮膚の状態になる
本当に、あるある、です

バナナの話を読みながら
犬の皮膚を考えちゃうって………
やっぱり職業病でしょうか?(^-^;

そう言えば、皮膚の話を書いたこと
なかったような??
いつか気が向いたら書こうかな~と思います

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