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犬と暮らす

ノミ・ダニ・フィラリア予防薬 どれがいいですか?その5

長いGWもすでに終盤
お天気も気温も回復して
5月らしくなってきましたね

サロンのお仕事にはほとんど関係ありませんが
前半であまりお散歩に行けなかったわんちゃんたちとっては朗報♪

ここ数日、ホテルでお泊まり中のわんちゃんたちも
とっても楽しそうに歩いてました

天候にかかわらず、お散歩できない時には
できるだけ遊ぶようにしていますが
やっぱり外の空気って違うんでしょうね(#^^#)

さて今回は
情報を得た上での私見と
うちのわんこたちにどうしてるの?
についての「後編」です

内服薬を使うか、外用薬(スポットオン)を使うか

フィラリアのお薬は内服薬しかありませんが

ノミ・ダニのお薬は、内服薬と外用薬がありますね

内服薬は、例えば
錠剤タイプ、おやつタイプ(チュアブル)

外用薬の代表はスポットオンですが


こういうお薬

他にスプレータイプもあります

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

私は、スポットオンのお薬を使っています

お薬には、科学的作用機序というのがあって
それぞれに「なぜ効くのか」という理由があります

体内に入れる内服薬と
体表につける外用薬

同じノミ・ダニ予防薬ですが
作用機序が異なります

外用薬だとベタベタしますし
内服薬の方が効きが早いようです

でも私にとっては、その作用機序が
外用薬の方がいいな、と思うので
スポットオンにしています

作用機序まで気にする飼い主さんは
それほど多くないかもしれませんが

One-to-Wanのお客さまで
気にされる方がいらっしゃいましたら
簡単にご説明しますので
お声かけください(#^^#)

実績がある薬を使うか、新しい薬を使うか

たくさんのお薬があって
私たち飼い主には、豊富な選択肢があります

新しいお薬も次から次へと出てきます

嫌々ぺっ!ってされるお薬より
おやつ感覚で飲んでくれるお薬の方がいいし

あれもこれもより
これひとつで、の方が楽で便利かもしれません

その一方で
最初にご紹介したような
副作用の報告も上がってきたりしています

「安心」を取りたかったら
実績のあるお薬、有名なお薬、普及率の高いお薬を
選ぶといいと思います

なぜなら、副作用があるとしても
たくさんの報告が上がって
すでにわかっていること、改善されていることが多いからです

年数の浅いお薬はこれからです

新しいお薬がダメなわけじゃなく
大丈夫なわんちゃんもたくさんいますし
不調が出るコもいます

お薬が原因のこともありますが
体調の方に問題があった、という場合もあります

うちのコたちは病気があったり
アレルギーがあったりしますので
実績のあるお薬を選択するようにしています

もし何らかの副作用が出た場合でも
対応しやすいからです

副作用よりも大きなデメリット

最後にとても大切なことをお伝えします

副作用が出たら…
と考えると確かに怖いです

でも、薬の副作用よりも
ノミやダニ(マダニ)、蚊を媒介して
感染する可能性のある病気の方が
ずっとずっと怖いです

感染症の方がずっと
命を脅かす危険度が高い

それを踏まえた上で
獣医さんにお薬を処方してもらってください

飼い主さんそれぞれが愛犬のために
リスクをどう考え
メリット・デメリットをどう考えるか
…じゃないかな?と思って、このブログを書きました

ですから
「ノミ・ダニ・フィラリア予防薬 どれがいいですか?」
に対する答えは

わんちゃんに合うお薬で
飼い主さんの考え方に合うお薬
がいいと思います(#^^#)

お医者さんの言う通りでいい方は
それでいいと思いますし

希望することや心配なことがある方は
しっかり獣医さんとお話しして決めてください

どの薬が危険か安全か、ではなく
飼い主さんが納得できるお薬の選択が一番です

これまで書いてきたことが
選択するうえでの参考になったら
とっても嬉しいです(´▽`*)

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

次回…最後は
ブログ(その2)で触れた
「ワクチンメーカーが行政処分を受けたにもかかわらず情報が届かないこと」
について書かれている
動物病院のブログをご紹介します

やっと終わる~笑

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【念のため】
医学も獣医学も薬学も修めてないいち飼い主が書いているブログです
情報が正しいとは限りませんのでどうぞご承知おきください

心配なことがありましたら、かかりつけの獣医さんにご相談ください
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