08070020960
アクセス

メッセージ

春ですね!健康診断してみませんか

犬と暮らす飼い主さんにとって、春って忙しいですよね~!

●狂犬病予防注射でしょ
●ノミ・マダニ予防でしょ
●フィラリア抗原検査でしょ
●フィラリア予防でしょ

なんだかんだと獣医さんに行く機会が増え、出費がかさみ(^-^;
わんちゃんたちにとっても、針をちっくんされる機会が増え(>_<)

病院大好きさんにはいいけど
多くの病院嫌いさんには、なかなかつらい季節です

それでも、これに健康診断を加えるととってもメリットがあるよ!というお話ですヽ(^。^)ノ

狂犬病予防注射

ブログ【狂犬病予防注射の時期です】で書いたように、狂犬病予防注射は義務ですので避けられません

がんばりましょう!笑

ノミ・マダニ予防

ブログ【そろそろノミ・ダニ対策の季節です】で書いたように
予防しないとわんちゃんの健康だけでなく、飼い主さんの健康も脅かす可能性があります
そして、One-to-Wanもご利用いただけなくなります(T_T)

がんばりましょう!笑

フィラリア抗原検査・予防

フィラリア抗原検査は、フィラリア予防前に絶対に必要な事前検査です
採血して、検査キットを用いて、犬フィラリアの寄生の有無(犬フィラリア抗原)を確認します

この検査で陰性なら、フィラリア予防薬(経口剤)の投薬を開始します
開始時期、終了時期は地域によって異なりますので、獣医さんの指示に従ってくださいね!

この検査で陽性、つまり犬フィラリア症の感染が確認されたら、まずは治療が必要になります

*—–*—–*—–*—–*—–*—–*—–*—–*—–*—–*

ここで、以前…ある獣医さんが「地域性」について
話してくださったことをお伝えしておきます

フィラリアは、南へ行くほど予防時期は長く、北へ行くほど短くなります
蚊が活動する15度以上を維持する沖縄はほぼ1年中、フィラリアの予防が必要だと言われています

つまり、フィラリア予防の時期は
気温に左右されるということです

ここで登場するのがHDU(Heartworm Development heat Unit)概念です

HDUとは、フィラリアを媒介する蚊の体内でフィラリア幼虫(ミクロフィラリア)が成熟するために必要な積算温度の単位のことで、気温データから計算して出すのですが
HDUによって感染期間を推定することができます

このHDUを理解せずに(知らずに??)
毎年同じ時期に投薬開始を指示する医者がいる、と。。。Σ(゚Д゚)

うそでしょ!?と思ったのですが
もし、うそじゃなかったらシャレになりません(*´Д`)ヤダー

フィラリア「予防」と言ってますが
使う薬は「予防薬」ではなく、実際は「駆虫薬」です
イヌ糸条虫という虫になって身体に悪さをする前に、グッバイしようというお薬です

もし、時期が適切でなく(遅すぎて)駆虫し損なうと
(=予防できていない、または予防していないと)
約3年で9割のわんちゃんがフィラリアに寄生されてしまう
というデータがあるらしいです Σ(゚Д゚)ヒョー!

春の健康診断はおすすめですよ

それでですねー、やっと本題です(*´▽`*)

どうせ針をちっくんするんですよ
血液検査するんですよ
なので、少しだけ血を多めに採ってもらって、健康診断しちゃいましょう♪

もちろんお金はかかります
でも!お金以上のメリットがたくさん、たくさんあります♪

異常があれば確認できます!

血液検査で何らかの検査項目に異常が見つかれば、病気の早期発見につながります
特に、症状が出ない、出るのが遅い異常を発見できるメリットは計り知れません!

実際、うちのコは何年か前の血液検査で異常が見つかり
追加検査を行ったところ
手術一歩手前の状態でした。。。Σ(゚Д゚)ガーン

異常とまではいかなくても
要注意の項目がわかるだけでも、病気の予防につながります

問題なしが確認できます♡

「特に問題ありません」

これが確認できるって、本当にすごいんです!!!

安心をお金で買ったような気持ちになります(*´▽`*)

実際、うちのコたちは今日、定期健診を受けてきたのですが
数年ぶりに2頭とも大きな異常がなく(持病は持病なのでありますが)
帰りの車の中では、家族みんなうきうきでした♡

毎年続けていくことで「うちのコにとっての標準」がわかります

検査項目には基準値(参考正常値)がありますよね?

例えば、うちのコたちの病院の場合は
白血球値が6000~17000が参考正常値となっています
(検査機によってこの値は変わることがあるので、違う検査機だと単純比較は難しくなります)

検査結果の数値は参考正常値内であっても
この値が、6000に近い、低い所にところにあるか
17000に近い、高い所にあるか
毎年検査をすることで、「そのコの傾向」がわかります

つまり、毎年安定的に値が高い方にいたのに
突然低い方に急落したら、例え正常値範囲内にいたとしても
異常を発見するヒントになります

多頭飼育の飼い主さんは
わんちゃんたちの検査値を比較することで、個体差を把握しやすくなると思いますよ~!

最後にうちのコたちのこと

うちのコたちは、今月で8歳、7歳になりシニア期に入りましたので
今回から、胸部と腹部のレントゲン検査と腹部超音波検査を追加することにしました

正直、注射とお薬代に加えてこの追加出費X2はかなり痛いです(*´Д`)

でも、レントゲン検査の結果をディスプレイで写して、臓器の位置などの説明を受けながら
上のわんこと下のわんこ、それぞれの
「今後注意してみていった方がいい点」が明確になりましたので
本当にやってよかった♪と思いました

こんな金額で安心が買えるなら、安いもんです!笑
………いや、高いですけど(^-^;

ちなみに。。。
上記、「手術一歩手前でみつかった病気」の件ですが
もしあの後、手術になっていたら?

治療(手術・お薬)と入院で60~80万と言われてました Σ(゚Д゚)ナンテコッタイ!
もちろん、手術前の通院代も、手術後の通院代も含まれません💦
(この話はまた別の機会に♪)

ね?安いと思いませんか??

あ!獣医師会や獣医さんからワイロとか受け取ってませんからね~(*´▽`*)

お金がかかっても、春の健康診断はおすすめです!

関連記事